刺繍のクリスマスカードを手早くつくる
恒例行事にしているわけではないのに、12月になるとクリスマス的な刺繍をしている気がします。
今年はそうでもないか…と思っていたのに、ふと頂き物のお礼状を兼ねたクリスマスカードがいいかも!…と思いつき、土曜の夜にいそいそと作ってみました。
実はクリスマス用の土台カードを何枚かストックしているのです。
ツリー型に台紙がくり抜いてあり、裏側から生地を充ててオリジナルのカードを作れるというスグレモノ。
いつもはサリーボーダー(こちらの記事参照)にさらに少し刺繍を刺し足したり、プリント生地にワンポイント刺繍をしたり…なんだかんだで毎年楽しんでいたのですが、ここ数年はカードを贈る機会がなく久しぶりのクリスマスカードとなりました。
いつも贈る相手の好みや雰囲気を察しながらどんな感じに仕上げようか…と考える。刺繍の作業時間よりも組み合わせを考える時間の方が長くなるのがいつものパターン。
カードの刺繍はシンプルにするので所要時間が短いのは当たり前か…
今回はとても好みがはっきりされている方なので、ストライクを狙います。
とはいっても…私自身とはまったく違う好みのため、ストライクを狙いすぎて外れる可能性が高いかも…
フリル、リボン、ライトピンク系というのでしょうか。好みは乙女な方なのです。
いただいた封筒には可愛らしいユニコーンが…
私には無い要素満載です…(もちろん、奥底には乙女な部分も隠し持っているんですけどね!)
今回のテーマは「サマンサタバサ 的な…」って感じにすることに。
サマンサタバサって今もあるのかな…?実際はどうなのかよくわからないけど私の中のイメージは「キラキラ女子」なので、その方向で考える。
色は出来るだけ「夢見カラー」で。つまりパステル調で毒っけなしってことです。
まずはベースの生地を選びます。
生地だけでカードの雰囲気が決まるものを選んでみました。なにしろ手早く仕上げたいというのありますので。
少しひねった感じを出したいので、七宝風のチェーンをビーズで止めつけてみました。おそらく先方の好みを考えるとキラキラ感が足らないため、ややしつこくなりますがクリスタルチェーンもその上に刺してみました。
後は不揃いなガラスのパーツでお花を2つポイントに作り、シルバーのビーズを全体に散らして…
「はい、出来上がり!」
ブルーの台紙の方が落ち着く気もしましたが、先方のイメージで赤い台紙に。
トータルの所要時間は3時間弱。材料を掘り起こして選ぶのに2時間くらいかかったのです。刺繍には1時間もかかりませんでしたー。
今回はかなり手早く仕上げましたが、毎年これぞという季節感のある刺繍をするのも素敵かなーと年の瀬に思うのでした。