CHANELのマドモアゼル プリヴェ展の刺繍ワークショップに参加した感想
2019年の秋に開催された「ガブリエル・シャネルの世界 マドモアゼルプリヴェ展」。
ハイファッションのアンテナが高い友人のお陰で、開催前に参加型の刺繍ワークショップがあることを知り、席を確保することが出来たのはラッキーだったと思う。
情報を教えてくれた友人は、ワークショップなんて気後れしてしまう…(;´Д`)と何故かワークショップには申し込まず…展示が見れるだけで良いということだったので一人枠で参加することに。
展示もワークショップも完全予約制だったので、いずれにせよ申込みは必須。
しかも基本はLINEでの登録だったので1アカウントで1名という厳密な感じです。
無料のワークショップなので、そんなに気後れする必要ないんじゃなかろうか…?と思ったのですが、無事に終わって「やはり一緒に参加すれば良かったのに~!」と思いました(;^_^A
…というのも、ワークショップを行う会場は展示とは別ブースで仕切られていて、壁には様々な刺繍サンプルが飾られていたのですが…
この会場へは参加者のみで締め切られた空間となっていたため、ワークショップに参加すると見れるものが何割か増しになったっていうのがある。
既に満席で参加できなかったというケースも多く聞かれたので、ワークショップをしていない時には刺繍サンプルが見れるように会場を解放してあげても良さそうなものでしたが…
まぁ、無料なので参加者がどうこういうべきことでもありませんね…(;^_^A
私自身はその恩恵を享受できて感無量でした(≧▽≦)
…ということで、ワークショップのレポートをしておきたいと思い立ちました。
仕切られた部屋に入る順(受付順でもある)に席を割り当てられたのですが、刺繍は白系、赤系、ゴールド系、ベージュ系…と色味ごとに刺繍材料と雰囲気が違った席に座ることになるようでした。
私はベージュ系が良いな!と会場に入った瞬間に思い、まんまとベージュの刺繍の席になれましたー!
そもそもベージュ系の刺繍が好きなので、この時は本当にうれしかったのですが、1人参加のため…心の中で狂喜乱舞といった具合( ꈍᴗꈍ)
長い刺繍枠に向かい合わせに座って、用意された材料を思い思い刺す…という自由な感じです。
刺繍ワークショップの後半日だったため、既に刺繍で埋め尽くされている感じがありましたが、仕上がりのイメージが予想できて、逆に良かったようにも思う。
どうやら職人さんたちがワークショップが終わるごとに毎回直し、会期後にドレスに仕立てて表参道のショップに飾られるという計画だったようです。
時間は30分という限られた感じだったので、作業をするというよりはアトリエの雰囲気を味わうといった感じでしょうか。
初めの15分くらいは席に座って作業してみましたが、後は壁に飾られた刺繍サンプルを見たり写真を撮ったりしてあっという間に終了。
刺繍ワークショップといっても、技術の説明ではなくて単純に生地から針を出して材料を通して落とすってだけなんですが…その材料が超洗練されているなと思わずにはいられません。
一般人を対象にしているというのも加味しているのでしょうけど、材料はかなり大き目なものばかりですが、材料のセレクトが素晴らしく素敵なのです(←日本語が変?)
特大の亀甲型や四角やドーナツ型のスパンコールだったり、パールも5mm以上だったり
ベージュの刺繍ゾーンでは、あらかじめ花のパーツや毛糸のボールが作られていて特別感を出しています。とにかく刺繍のお膳立てが完璧だったという印象。
細々とした材料ではなく、大ぶりなところがシャネルならではという感じでしょうか^^
材料の組み合わせって大事なんだということを学ぶ良い機会となりました。
この展覧会では、刺繍のドレスやスーツもたくさん展示されていたので展示品についてはまた別記事にて^^