ビーズ刺繍とフラスコの意外な関係。理化学ガラスは「すみだガラス市」で
刺繍が終わった後にビーズやスパンコールを戻す作業って面倒だな…といつも思ってしまいます。
特に少しずつ残った材料が混ざった状態になっているのを個別にして袋に戻すとなると。。一気に掃除機で吸い取ってしまいたくなるのですが…
一方、捨ててしまうことに罪悪感が芽生えてしまう生まれも育ちも昭和なため…(;’∀’)
刺繍が仕上がる度にテーブルには僅かに中途半端な状態の材料だけが残されてしまいます。
そんな行き場を失った材料たちの救世主が「フラスコ」!
刺繍で残った材料や穴が小さすぎて針に通らなかったビーズは、作業が終わるごとにフラスコに投入。
ガラスの中から色とりどりの材料が見えてちょっとしたディスプレイとしても楽しめます。
もちろんジャムの瓶とかでもいいと思うのですが、フラスコのゴムの栓が瓶の蓋よりも楽なのと
なによりも倒した時にビーズやらがこぼれ出にくいというのがなかなか良いところなんです。
愛用のフラスコはちょっと丸みがあってヴィンテージ感ある雰囲気ですが、れっきとした理化学ガラスなので実験とかできる奴なんだと思われます。
買ったのは20年以上前なので、ある意味ヴィンテージではあるのかな…
その当時はビーズ刺繍の駆け出しのころでオシャレにビーズを収納したいという発想から
「試験管にビーズを入れたらインテリアとしても良さそう」ということで、試験管が目当てで理化学ガラスに興味をもった次第。
「すみだガラス市」に理化学ガラスも出ているというのをたまたま友人から聞き、初めて訪れた時に出会ったのがこのフラスコ。
市販されていないオーダーで作った実験用の理化学ガラスが激安価格で売られていました。
フラスコの他に試験管や蓋つきの小さな小瓶も購入↓
お目当てだった試験管もガラス製の蓋つきで、思い描いていた以上に素敵な品に出会えました。
しかも激安!確か試験管は1本120円くらいだったと思う。
普通に市販されている試験管ってゴムの蓋は別売りだったりして、まとまった数になると地味に高くなるため、それまでは買うのをためらっていたのです。
…で、「あるだけ全部」の大人買いをしてしまいました。(全部で47本)
ただ、この買い物はデメリットもありました。
バラバラの状態でスタンドがないため収納方法を考えないといけません。
立てて収納したかったので自作するしかないか…と思っていた矢先、見つけたのが100円ショップのメイク道具入れ用アクリルケース。
仕切りを外せば4本ずつ収まることがわかり、しかも立てたときに斜めに傾く仕様でピッタリでした。
本来はマスカラとかアイブロウペンシルなんかを立てる用のケースなんだと思う。
さらにそのまま100円ショップのケースに収まり、スタンドの件は解決しました^^
もう一つのデメリットは買い足せないってことでしたが、今となってはこれ以上は必要ないと思っているので解決していることになるのかな。
当時は同じものが出ていないかとその後何度かガラス市に出向きましたが、見かけることはなく足も遠のいて今に至るという感じ…って約四半世紀が過ぎようとしてますが…(;^_^A
今現在も「すみだガラス市」は健在のようです。さすがにコロナピーク時の開催はなかったようですが、2022年は開催されたようです。
しかも出展企業団体名の中に東京理化学硝子器械工業(協)の記載があったので、理化学ガラスもあるのではないかと思われます。
最後に実用性がないのに見た目が気に入って買ってしまった理化学ガラスの小瓶たちをご紹介
しずく型がカワイイ
やはり摺りガラス
あまりに小さすぎてディスプレイ的な使い方になりますが、
蓋と本体の数字でペアが決まっていたり、見た目が可愛すぎてそのまま手元に残している三姉妹なのです。