クリスチャンディオール 夢のクチュリエ展へ1 当日券の行列が半端ないこと判明

2022年12月から開催されているDior展、感度の高い友人が開催前から教えてくれたので知ってはいたものの…場所が東京都現代美術館だったため、二の足を踏んでおりました…(;^_^A

というのも、現代美術館って木場駅からメチャメチャ遠いという印象ばかりが強くて、行くのが億劫…素敵な美術館だとは思いますが…「行かなくてもいいか…」枠にもれなく食い込んでいる。。。

今までもDiorの展示、何度か見たことあるし…
(そういえば、以前、銀座で行われたDiorの無料イベントは有料級の展示内容でしたね)

今回は世界をめぐる回顧展らしいのでスケールは違っているのだろうけど。。。まぁ世界観は一緒だろうし…とスルーしかけていたのですが、前出の友人が会場で撮った写真を送ってくれて「これは!行かねば!」となった次第。

しかし…月ごとの事前予約の枠が既に完売になっておりました。。。

ちょうど行く気になったのが2月末だったため、3月1日の4月分予約開始の際に予約できたのですが、昼過ぎ時点で土日は完売していました…スゴイ人気のようです。

おそらく私のような第3者の感想により行く気になった輩は多いのではないかと思われる。

予約はしたものの、ちょうど翌週に蔵前に行く用事があったので、当日券にて見てまいりました。

まずは入場までの経緯やら展示の全体像のおさらいをしておこうと思います^^

もくじ

当日券購入~入場まで

今回は徒歩9分とのことで清澄白河駅から美術館に向かうことにしました。
ちょっと早めに着いて朝マックでもしようかと思ったら、清澄白河駅周辺って商店街的な感じがないこと判明。マクドナルドすらありません…(;’∀’)

朝マックなんてしている場合じゃなかったので、むしろ良かったんですけどね。

当日券の販売は10時開始、
1時間前くらいに着けば大丈夫かと思ったのですが…

9時に着いた時には長蛇の列Σ( ̄ロ ̄lll)

平日だったので甘くみていました。。。最後尾に並ぶとすぐに後ろに列がどんどん長くなっていくのです。

すぐ後ろでスタッフの方が「只今の最後尾で14時の回くらい」と誰かの質問に答えていたため、目安がわかって助かりました。
その読みはだいたい合っていたので流石と後々思うことに。

結局、9時45分くらいに行列が動き出し、直ぐに館内に入れたものの…
そこからまた1時間くらいチケット購入まで並び…13時30分入場のチケットとなりました(;^_^A
つまり2時間待って、さらに2時間30分後の回になるということです。

清澄白河で2時間半潰すのはちょっとキツい気がして、
とりあえず、蔵前で用事とお昼を済ませてから美術館に戻ることに。

ようやく入場~会場の様子

指定の時間に着くと行列にはなっておらず、スムーズに入れました。

予約枠と当日枠の割合がどんな感じなのかわかりませんが、混み合い具合はちょうど良い感じに思える。
決して人数は少なくないですが、イモ洗い状態は避けれるので有難い。
入場者数調整のための事前予約システムが定着したのは、コロナ禍のプラスな面なのかもしれませんね。

写真撮りがどの程度許されるのかがわからなかったので、入場直後は写真撮りを控えていたものの

周りを見るとどうやら自由に撮影しても大丈夫と踏んで撮り始めたため、冒頭部分の写真無しとなりますが、時系列で各展示室の雰囲気を写真で追ってみようと思います。

※受けた印象で勝手につけた見出しになっています。

シックな雰囲気の展示室

Diorと歴代のデザイナーのモノトーンの装い。

続きで歴代のデザイナーごとに区切った展示に
この写真は一番奥のDior本人のもの(だったと思う…)

冒頭のこの辺りは「お仕立ての良い服って素敵ですね~(*´▽`*)という展示スタイルで、まー予想通りな感じでしたが、やはりそれだけではないのでした。

和な展示室

 黒を基調としたシックな展示室からほんのり明るいイサムノグチっぽい障子な世界へガラリと変わり、お!とまず思うのですが、
この先は展示室を移る度に全く違った空間演出にワクワクすることになるのです。

回廊と吹き抜けの展示

回廊を進む右手はフォトグラファーの高木由利子氏のモノクロームな作品が壁面に斜め展示されていて、フラットに並んでいるよりも1作品ごとにじっくり鑑賞できる気がします。

左手にはアイマックスシアターさながらの吹き抜けで、圧巻のドレス展示。
雛壇は5段ですが天井が鏡になっていて、さらにたくさんあるように見えて宇宙的な異次元空間に。

雛壇の壁には映像が映し出されて雰囲気が変わっていくので、ここは足早に過ぎてはいけない部分。
しばらく眺めるのがおススメ。

ここで見下ろして見た後、後半で下からも見れて2度美味しい展示となります。

トワルの白い展示室

吹き抜けの展示を見た後の、お次は真っ白の展示室。

ここでも天井が鏡になっていて、異世界に迷い込んだみたいな気分になります^^
ドレス生地での本番前のトワルの段階で美しさを感じるのはホンモノならではなんでしょうね。

真っ暗でカラフルな展示室

白い世界から真っ暗に。
おもちゃ箱のようなカラフルな作品の展示室へ
ミニチュアと原寸大のアイテム達が色ごとにまとめられていて、
標本みたいな展示の1つ1つに見入ってしまいます。

ショウウィンドウのイメージなのか、ガラス張りになっています。

花柄のドレスの間を散策するような展示室

今度はドレスの下の床が鏡になっていました。

作り込まれた世界観に感嘆のため息が~。
刺繍のドレスも多くて気分が上がります^^

夜空の展示室

散策の後は、一転してきらびやかなナイトシーンに。
展示室ごとに雰囲気が変わっていくので、その度に新鮮な気持ちになるのです。

吹き抜け その2

前出の吹き抜けの展示を
今度は雛壇の下から至近距離でみることが出来ます。

リカちゃんのドレス的に見えていた1体1体が、ちゃんと等身大であることを確認できるのですが、それにしても異世界感半端ない。

レディディオールの展示室

ここも鏡が天井に使われてブティックのトンネルの中にいるような異世界感がありました。

アーティストとのコラボ作品としてのレディディオールが並んでいるようで、1つ1つが強烈な個性を放っておりました。

最後の異世界な展示室

民族調のドレスやエキセントリックなドレスなど
Diorの幅の広さがわかる様々なテイストのドレスが集結しておりました。

一番初めの展示室では、Diorならではのシルエットを歴代デザイナーの解釈で作られたドレス展示となっていましたが、最後はそれぞれのデザイナーの個性が強く感じられるドレス展示となっているのが興味深く感じられました。

この向かいのスペースには、巨大な障子の玉がたくさん吊るされていて、後で知ったのですがイサムノグチのAKARIだったらしい。

…という感じで、展示室ごとに全然ちがう世界観が繰り広げられておりました。

とにかく空間演出が半端なくて、まさに非日常。
ファッションにあまり関心がない人でも、おそらく飽きずに最後まで鑑賞してしまうこと間違いない演出が凝らされていたように思う。

個人的には、地下スペースへ下ったあたりで映像部屋があり、Diorの香水CMなどが観れるのですが、その中のショートムービー作品が一番記憶に残っているかも。

セリフのない映像美で魅せているムービーですが、神話の中の女神や人魚、妖精までもがDiorにドレスをオーダーして纏う…というストーリー展開で、どこかコミカルな雰囲気もあり興味深く観入ってしまいました。

もちろん刺繍のドレスもたくさん展示されていたので、ドレスの刺繍については次の記事にて^^

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