クリスチャンディオール 夢のクチュリエ展へ2 刺繍のドレスを満喫
大盛況のDiorの夢のクチュリエ展。
一番驚いたのは非日常な空間演出だったため、まずは展覧会の全体的な感想諸々を綴りましたが、
(コチラの記事参照)
本来のお目当てだった刺繍などの手仕事が駆使されたドレスの覚え書き^^
あまりにもたくさんあったため、個人的に印象に残ったものを抜粋してみましたが、
なんだか…女子度高めなドレスが多くて、オバサンになっても「夢見る乙女」な部分を自覚した次第(笑)
始まりの方でまず目を引いたのがこのコーナー
和テイストな展示室のドレスたち。
花と小鳥…なんともファンシーな王道モチーフですが、甘過ぎず品よくまとまってるのが流石です。
超絶刺繍っぽい雰囲気ですが…日本刺繍ではないのがモードっぽさを感じますね。
和テイストなのに日本趣味過ぎないところが、洗練されているように思わせるのかもしれません。
ガラス越しではなかったので、もっと刺繍にフォーカスして写真を撮ればよかったと後々思ったガウンのようなドレス?
表と後ろが全然違うドレスですが、どっちも刺繍なのがスゴイ。
おとぎ話に出てきそうな乙女なドレスは、もはや着てみたいとは思わないけど目に止まります。
よく見るとパイル地のような質感の刺繍?かなりの労力がかかっているのは間違いありません。
2022-23秋冬のコレクションの中の1つ。新しい作品ってことですね。
今回の中で一番気になった刺繍。
この展示室はガラス越しだったのが残念でしたが、
頑張って至近距離で写真が撮れて狂喜乱舞してしまいました^^
トワルの展示室は、1つ1つのシルエットがとても美しく、
もはやすべてがアート作品って感じでした。
初の女性デザイナー、マリア・グラツィア・キウリの2018年?のドレス
アフリカンテイストらしいのですが、色合いのテイストが好み。
上げるとキリがないため、刺繍ドレスはこの辺で。
歴代のデザイナーでは、ガリアーノの印象が強いのですが、
世代的にジャンフランコフェレのバブル感が懐かしく思えてしまいました(笑)
フェレの80年代バブリーテイストが半端ない。
時代やデザイナーが変わると、全然違ったスタイルになることを改めて気づかされる展示が興味深い。
かつてないスケールの大きい展覧会でしたが、これからもこのレベルのイベントが開催されるといいなと思うのでした^^