着物生地にはビーズ刺繍がおすすめ!日本刺繍とは違う和の刺繍
着物の柄って色使いも大胆でメリハリがあるため、わりと刺繍を刺し足しやすい。
そして、かなり「ビーズ刺繍映え」する気がします。
境界線がはっきりしていると、輪郭をそのまま残して少し刺すだけで完成度が増すので「少ない手間で豪華に見せる」ことができる。
つまり土台の生地を刺繍で埋め尽くすことなく効率よく豪華に仕上げられるってことです。
だいぶ前のことになりますが、勤め先で着物地を使った商品を作っていた時期があり、当時気に入って買ったポーチがこちら↓
いつものことながら、実際に使うことなく刺繍の参考作品として仕舞い込んでいましたが、
左側のピンクの方は、土台の着物地が明治か大正時代のけっこう良いモノをセレクトしたらしく雰囲気のある風合い。
刺し埋めないのなら、生地は風合いの良いモノを選ぶのがポイントなんだと思う。
色は明るくても柔らかい発色にヴィンテージっぽさが感じられて、なんとなく気に入っています。
横長のポーチは、柄と刺繍の組合せの参考に…と思ってなんとなく買ってしまったんだったと思うのですが、なんだかビーズがちょっと変色して色味が強くなった印象が…
なぜこれを買うまで欲しかったのか…今となってはよくわかりません(笑)
当時はなんでもかんでも搔き集めて手元に置いておきたかったんですね(;^_^A
今だったら、自力でもうちょっと違った風に刺繍したくなる気もしないでもないな…と思っていたら、
商品で余った着物地がセールで放出された時に買っていた生地までありました。
さらに…刺繍とは関係なく古布なんかも買い集めていた時期もあったんだった…
着物地に刺繍…いつでも始められる状況です^^;
和の刺繍は着物地に刺繍するのが手っ取り早いですが、
図案が和風であれば自ずと和の刺繍になるのがコチラ↓
勤め先のサンプル刺繍を模倣したもの。
おそらくもともとは着物の柄だったんじゃないかと思われますが、図案線を写して土台生地が見えなくなるまで刺し埋めています。(土台の生地は無地のシフォン)
いずれにせよ、和とビーズ刺繍の相性は抜群に良いのです^^
せっかくなので手持ちの着物地で刺繍の御朱印帳袋でも作ろうかな…と思うのでした。